・10円以下のプットオプションを買い続ければ、プレミアムが100倍以上になったことが、6年間で2回あった。
・プットオプションを買い続ければ、暴落が来てもインデックス投資のダメージを緩和出来る。
・10円以下のプットオプションの買いを続ければ、インデックス投資を上回る成果を達成出来る。(プットオプション部分のみ年利約10%)
当ブログにお越し下さり、ありがとうございます。
インデックス投資で積み立てて、15年以上運用すれば、平均年利3〜7%で回せる。
だって200年間株価が上がり続けたから。
これが常識になってきました。
でも、3〜7%でちまちま積み立てるより、出来ることなら暴落時に、現金一括投資して、20〜30%取りたいなと誰もが一度は思うことです。
それが出来れば誰も苦労しない。
インデックス投資の弱点は、長い下落トレンドの時に現金化しづらいところですよね。
投資してる間にも、どうしても現金が必要になる時もあります。
でも、オプションと組み合わせれば、この問題を解決出来るかもしれません。
私の師匠である「オプショントレーダー山口」によると、
2015年から2020年、6年間のデータで、10円以下のプットオプションの価値が100倍以上になった時が、2回あるそうです。
下記の表は山口氏の動画の中にある、
2015年〜2020年までにプレミアムが跳ね上がった回数です
プットオプションプレミアム | 100円以下 | 50円以下 | 10円以下 |
---|---|---|---|
1.2倍以上 | 46回 | 46回 | 40回 |
2.0倍以上 | 24回 | 24回 | 20回 |
5.0倍以上 | 7回 | 7回 | 7回 |
5.0倍以上内訳 | 21.3倍 5.7倍 7.4倍 17.7倍 10.8倍 11.1倍 42.1倍 | 40.2倍 5.7倍 9.7倍 26.4倍 13.8倍 12.5倍 56.9倍 | 109.4倍 5.5倍 12.2倍 42.5倍 8.2倍 6.4倍 134.4倍 |
10円以下の72ヶ月間(6年間)プットオプションを買い続ければ72万。(10円×1000倍=10,000円)
そのうち2回は100倍以上になるので、
100万×2-72万=128万。
なので72万の投資で、128万に増えたと言うことです。年利約10%の利回りですね。
プットオプションの価値が跳ね上がる時というのは、大暴落して急速にボラティリティが上がった時です。みんなさらなる下落に備えて、株式の保険である、オプションに資金が流れるからです。
次に1997年〜2020年までに、
VIXが跳ね上がった瞬間の表です。
年月 | 出来事 | VIX | ショック間年数 |
---|---|---|---|
1997年10月 | アジア通貨危機 | 48.64 | |
2001年9月 | 米同時多発テロ | 49.35 | 4年 |
2002年7月 | エンロン不正会計事件 | 48.46 | 1年 |
2003年3月 | アメリカイラク侵攻 | 34.4 | 1年 |
2008年10月 | リーマン・ショック | 89.53 | 5年 |
2011年10月 | ギリシャ通貨危機 | 46.88 | 3年 |
2015年8月 | チャイナ・ショック | 53.29 | 4年 |
2018年2月 | VIXショック | 50.3 | 3年 |
2020年3月 | コロナショック | 85.47 | 2年 |
平均 | 2.9年 |
ショックとVIXが上がった瞬間を比べると、約3年毎に跳ね上がってますよね。
掛け捨て保険を買ったつもりで買い続ければ、インデックス投資より効率よく資金を増やせますよ。
毎月5万円積み立てるとする。
・現金積立の場合
6年間積み立てたら360万。
・インデックス投資の場合
年利3%なら393万
年利5%なら418万
年利7%なら445万
でも上昇トレンドとは限りません。
マイナスの時もあります。
・現金積立+プットオプション+暴落時一括投資の場合
4万円現金積立+1万円は10円プットオプションの買いの場合。
288万円の現金とプットオプションで得た100万×2回−72万で416万。
投資元本360万なので、416万に増えたらこの時点ですでに15%増えてるので、年利5%のインデックス投資と一緒ですね。
しかしスゴイのはここからです、もし積み立てた現金とプットオプションで増えた資金を一括投資したらどうでしょうか?
先程申し上げたように、プットの価値が跳ね上がる時というのは、大暴落した時です。
つまり、現金積立とプットで増えた資金を一括投資するチャンスということです。
高い確率で20〜30%を取れる可能性が高いということです。
(現金積立月数×4万+プット資金100万)×2回なので、
利回り20%で586万円-プレミアム代72万で514万円です。
利回り30%で634万円-プレミアム代72万で562万円です。
現金積立なので、暴落が積立開始1ヶ月目で起きようが、30ヶ月目で起きようが結果は変わりません。
あともう一つのメリットが、積立期間中ほぼ現金積立なので、インデックス投資のように資金拘束や、マイナス時に取り崩すようなストレスはありません。
僕が一番やってみたいのは、
①現金積立+プット買付→②暴落時一括投資→③上昇トレンドにのっかってインデックス投資→④適当なところで利確→①〜④繰り返し
このサイクルが出来たら最強ですね^^
iDeCoと積立NISAではこのやり方は出来ませんけど。
暴落期がいつなのかというのは、プットオプションが跳ね上がった時なので、オプションやってない人も、オプションのこと勉強して、値段だけは確認しておくのもいいかもしれませんね。^^
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